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人間関係はいくつになっても難しい、ママ友からババ友へ。 [悩み色々]

先日、実家で70代の母に、母が所属する老人会の話をきかされました。

母の住むところでは、老人会が活発に行われず、母は隣町の老人会に会費を払い会員として参加しているそうです。

老人会の活動は、ゲートボールでなく、グランドゴルフを近所の公演で週1行い、たまに遠征して別の町の老人たちと試合をし、その後メンバーと昼食(外食)ということだそう。

老人といったらゲートボールと、私などはなんとなく思い込んでましたが、

ゲートボールというのは集団で行う球技で、皆の力量が同じくらいならともかく、下手な人がいようものなら、気短で上手な人はイライラし口出ししたくなってしまう、下手な人は皆の足を引っ張ってると萎縮したり、口出しされて気を悪くしたりと、

あまり愉快なゲームではないそうで

最近の主流はグランドゴルフなのだそうです。

グランドゴルフは基本的に個人プレーなので、失敗しても下手でも、人に迷惑をかけることがなく、安心してできるため、

ゲートボールのようにぎくしゃくしなくてよくて、気楽で人気なのだとか。

母をその老人会に紹介してくれたAさんは、

Aさん自身の地域では嫌われ者で、そこの老人会には快く迎え入れてもらえず、やむなく隣の老人会に参加させてもらうようになり、でも会費を払うことなくずっとお客様会員ような立場でいたのですが、

Aさんの後から入った母と、母の友Bさんは入ってすぐに会費をはらったので、

お客様会員のAさんよりも、母たちの方が先に正会員に昇格したのだとか。

Aさんは、母と一緒に入ったBさんのことが嫌いで、Bさんに露骨に不愉快な態度をとり始め、

そのうちBさんといつも一緒にいる母にまで冷たい態度をとり始め、

「2人は私が口をきいて、この会に入れてあげた」
とあちこちで話してているのをきいた、

会長さんに
「美波母さんたちの方がAさんよりも先に会費をおさめて正会員になっていますよ」
と言われ、あわててAさんも会費をおさめて後から正会員になったそう。

正会員でもないくせに先に正会員になった母たちについてアレコレ言ってたAさんの間抜けぶりを、母は愉快そうに私に語りました。

遅れて、晴れて正会員に昇格したAさんの、母たちへの不愉快な態度は少しも収まることなく継続し、

母とBさんはAさんの態度を不愉快に思いつつも、Aさんへの怒りを表に出さずに普通に振舞っているそうです。

Aさん以外のメンバーのお年寄りの男女(女性比率が高い)も皆大人の態度をとり、Aさんとも普通に振る舞いつつ、母やBさんとも普通に振る舞い、Aさんと同調する大人げない人は一人もいないそうです。

ただ一人Aさんだけが、Bさんがゲームの合間に皆にお菓子を配るときに自分の番になると
「けっこうですっ」
と切り口上で断るなどの露骨な態度をとるそうで。

「不愉快なやつだね~」
「19年生まれで若いくせに」
と母たち。

母たちは昭和12年生まれで、Aさんは19年生まれ。

「まだ老人バスの券も使ってないから若いんでしょ」
ですって。

老人バスは70歳から使用できるもので、Aさんは老人会の誰よりも若いくせに、もっとも傲慢に偉そうに振る舞っているのだそうです。

グランドゴルフに遠征した帰り、母とBにさんはAさんの車に乗らずに、別のCさんというおじいさんの車に乗せてもらうときいて

「えっ、そんなお年寄りの運転する車に乗せてもらって大丈夫なの?」
と別な心配を始める私。

Aさんが老人会で威張り腐るのを不愉快に思い始めたDさんというおばあさんも、Aさんの車を離れて、母たちと一緒にCさんの車に同乗するようになり、

皆で、Aさんって嫌な奴だね~と、陰で盛り上がってるそうで。

「車、運転してるじいさんも一緒になってAさんの悪口を言ってるの?」
と、少し面白くなりかけた私が野次馬根性まるだしできいたら、

陰口をきくのはばぁさん3人で、じぃさんは女どもに加わらずに大人しく運転をしているのだそうです。

母と、Bさんと、Aさんとの、そもそものつながりは、私の弟の同級生の親ということ、つまりはママ友ですな。

その昔30代40代で小中学生の母だった3人は、70代になっても(Aさんだけまだ60後半とちと若い)こんな、七面倒臭いことをしている。

ロコツにイヤな態度をとり続けるAさんに対して、

陰口はたたきつつも表面的には普通の態度をとり続ける母とBさん。

「お母さんたち怒って、Aさんにイヤな態度をしかえさないの?」

「しやしませんよ。80近くになって何が悲しくてそんなことしなきゃいけないのよ」
と母。

いくつになっても人間関係は大変ですなぁ。

きいてるだけで疲れました、

私は集団で行動するのが小さい時から苦手なので、そんな面倒くさい目にあってまでゲームに参加するのはごめんです、今の年(アラフィフ)でさえそうなのだから、70,過ぎたらもっとダメになりそう。

意地悪をしたりされたりしつつも、週1回のグランドゴルフをやめずに嬉々として参加し続ける母たちは表面は和やかな(Aさん以外)農耕民族、昔ながらの日本人。

わしゃついていけません、一人で石でも蹴飛ばしてるのが関の山で、とてもそんなのに参加できそうもないし、無理。

若いときのママ友は、長じて老人会のババ友に発展か、

母の話をききながら、そんなことをぼんやりと考えた先日の午後でした。

中村うさぎさんの回答に感心する!親との関係に悩む人について。 [悩み色々]

今日もまた、関東地方は大雪でしたね。電車やバスなどの交通機関も遅延であったり運休したり、学校は休校になったりもし、雪かきに一苦労した土曜日。

東京はこんなだよって、
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山梨在住の知人に送ったら、こっちはこんなだよって写真が来てぎゃふん、恐れ入りました(勝負してたわけじゃありませんが)
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1メートル以上の積雪とは…。雪かきが大変だったようです。

今日は雪のために自宅にこもってどこにも行かずにのんびりしてました、そしてネットで見に行ったのが、

中村うさぎさんのブログ。

今日見たのは、読者の型の悩み相談の中村さんの回答。

実母にいらつく自分自身のことと、その関係性に悩む方に、またもや中村さんが適切な回答をされてて感心させられました。

親とは近しい関係だけど他人である、未熟な人間が他人をことを理解できないのも仕方ない、自分も未熟で欠点のある人間であるのと同じように、親も未熟な人間の一人でしかないのだと思えば期待しすぎることもなければ許すこともできるというふうな回答でした。

ただし親に虐待された子供が親を許そうと努力する必要もしなければいけないということもない、縁を切ってもいいんだという回答にに関しては、普通の親子関係で生きてきた者からすればえっ?と感じてしまいますが、

内田春菊さんなどを思い浮かべるとその通りだよな~と賛成したくなりますね。

虐待したりされたりのない親子関係の方が大多数のはずですが、それとは別に理解しあえる親子と理解しあえない親子がいて、「親なら理解してくれるはず、どうしてしてくれないの?」とイラついたり悲しくなる人の心に

中村うさぎさんの回答はきっと役に立つんだろうなと、そんなことをぼんやりと考えてる私です。
http://takanashi.livedoor.biz/archives/65892245.html




中村うさぎさんの回答、無理しなくていいんだよ! [悩み色々]

中村うさぎさんが「5時に夢中!」に復帰されました。

いや~長く休まれてましたね。

昨年8月から入院して闘病生活を送られてたうさぎさん、心肺停止で3回も死にかけたということで

ファンの一人であった私もずっと心配してました。

中村うさぎさんを知ったのは、あの凄まじい浪費をつづったエッセイからで、その後テーマがホストに移り、整形と変わっていき、借金が物凄かったり、汚部屋の住人であったり、アンチエイジングなどなど、通常常の人とはかけ離れた変わった面白い人だなと興味をずっと見て眺めてましたし、中村うさぎさんの文春のエッセイも毎週見てますし、著書も何冊も持ってます、そのくらい好きな作家たから、

「5時に夢中!」は中村うさぎさんが出る曜日は必見にしてたのに、今回の復帰の日は見逃してしまいました、悔しいよ~(>_<)

まだ元通りというわけではないですが、車イスでとりあえずは「5時に夢中!」に復帰され元気に毒舌をはかれるまでに復調されたようで本当に嬉しいです。

中村うさぎさんは、主治医である美容整形医師の高梨氏とのリレー形式のブログをされていて、私も頻繁にチェックしてますが、これがいつも面白くて読み込んでしまっています。

最近のブログでは、中村うさぎさんはブログに寄せられた人生相談の回答をされています。

この人生相談と回答は後に電子書籍化される予定だそうです。

中村うさぎさん物の考え方は面白くて独創的ですし、文章も非常に読みやすいです、ですので病後も仕事を求められるのだと思います。

さて、一番最新の人生相談の回答ですが、私は中村うさぎんさんの回答を読みつつ涙が流れそうになりました。

39歳で10年間無職でいる女性は生きていることが恥ずかしく、人と会えず、友人関係もすべて断ち切ってしまい、その主な原因は対人関係で、人付き合いが昔から上手く出来ず疎外感を持って生きてきたそうで、新しい職場に行くのが怖くて職探しもできず、気持ちは焦るものの何もできずに悩んでいますというもの。

この質問を見ただけで、うんうんわかるわかるとうなづいてしまいました、皆さんはいかがですか?この質問が自分とはかけ離れて感じる人、なんで働けないの?対人関係なんて平気じゃんって感じる人は幸せだな~と思いますよ。

それに対しての中村さんの回答は

職場の悩みの大半は対人関係ですよね、辛い思いなのでしょうねと共感し、

でも10年無職でいられたということは経済的には困っていないのでしょうか?

生活に困っていないのならば、そんなに苦しい思いをしてまで働く必要はないのでは、「対人恐怖」という病であるのなら無理やり職場に身を置いたらもっと悪化をする可能性もあります、

今だって苦しいのならもっと苦しむ必要なんてないのでは、自分をいじめてはいけません。

生活に困っていないのであれば無理をする必要はありません、働くのに向いていない人間っているんです、

たった一度の人生を辛いこと苦しいことに費やす必要はありません。

という回答、本文はもっとありますので、ご興味がある方は見に行ってみてください。

こういった相談について、何かできることを探してみてくださいとか、自信をつけてみてくださいとか、友人を探してみてはなどの回答をする回答者ってつきものですが、私はそういった回答にいつも違和感と反発心を感じていました。

そういった凡庸な回答どおりのことができる相談者であれば人生相談なんか最初からしてないのにと。

10年も無職で生きていけるなんていいご身分ですねと意地の悪い考えを持つ人もいるかもしれませんが、私は中村うさぎさんの回答が心に染みました、この相談者さんも自分を責めないで無理に就職することなく、できれば対人関係を持たなくてもできる仕事を探してみたらいいかもしれませんね。

「たった一度の人生を辛いこと苦しいことに費やす必要はありません」

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